ナース人材バンクはマザーズ上場の株式会社エス・エム・エスキャリアが運営する国内最大級の転職支援サービスだ。年間10万人以上の看護師が利用し、全国各地の看護師求人を検索することができ、会員登録すれば担当コンサルタントから自分にあった求人を紹介してもらうことが可能である。
株式会社エス・エム・エスキャリア
東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー
設立 2015年1月5日
代表取締役 長井 利仁
許認可
有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-306922
プライバシーマーク認定 10862493(02)
※お断り
自分の数回にわたる転職について振り返ると、利用した転職支援サイトについては下記のようになります。
①複数のエージェントに登録する
②各エージェントで同じ会社の求人情報について比較
③どこのエージェントの求人情報が詳細であるか調査
④担当コンサルタントの質の比較
このような比較で利用するエージェントの優先順位を決めておけばいいかと思います。もちろん、担当コンサルタントとつきあいが長く親切に対応してくれるのであの転職サイト一択だ、という場合はそちらを優先して下さい。
自分に転職希望する会社があり、それが大企業のグループ会社であった場合は、そのグループ会社に人材サービスを行っている会社を探し、そこに登録すればグループ会社の案件が多いため転職しやすい面があります。大手転職サイトよりもグループ内人材会社に求人情報を送ることが多く、そのグループ内の会社であれば大手には行っていない案件も多数あります。連結決算の面からもグループ会社間での取引が最優先されます。
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1.概要
ナース人材バンクの紹介する求人は全国対応である。また、求人の種類や対象職種も豊富で、求人では病院、クリニックから介護施設等、職種では看護師、保健師から助産師等様々な条件に沿って求人を見つけることができる。一方、相談できるキャリアコンサルタントは、病院やクリニックの内情にも精通し、求人票だけでは伝わらない情報も入手できるので、転職希望者には心強い存在だ。また、キャリアコンサルタントは地域専任となるため、担当地域の事情をしっかりと把握している。地域ごとの看護師の募集状況に詳しいため求職者にマッチした求人案件を紹介してくれる。東京本社以外に拠点が12ヶ所(札幌、仙台、大宮、千葉、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡)あり全国の転職希望者の対応が可能である。また、転職者の待遇など大切な条件交渉は、キャリアパートナーが担当する。
2.メリット
①全国規模で求人数が多い
全国規模で約20万件以上の求人案件があるのでその中から自分が希望条件に合う求人を探すことができる。さまざまな求人の紹介があるため、それらを比較検討して職場を探せるのは、転職者にはメリットだ。
②ナース人材バンク独占の非公開求人多数
ナース人材バンクでは非公開求人が多いといわれており、非公開求人は給与や待遇などが好条件で応募が集中する混乱を防止するため非公開にしている場合がある。担当者から非公開求人について話が出れば、条件さえ問題なければ応募するべきだ。そうしないと他から応募される可能性もあり、応募だけはしておいて面接日程等が決まるまでに十分吟味し、場合によっては辞退しキャンセルすることも駆け引きとしては必要だ。それを繰り返すことは良くないし迷惑をかけることになるが、うまく転職するために知っておいても良いだろう。
③派遣やパートなど選択肢も豊富
ナース人材バンクでは派遣やパートなど多様な勤務形態の求人を扱っている。家庭の事情やライフスタイルによって働き方を選べるので、そういったスタイルを望む場合には選択肢が多数あり、好みの求人を選択できる。
④地方病院の求人も多い
地方についてもそこそこの求人を扱っており、地元で働きたい等の強い要望があれば有利だろう。病院数は地方都市では少なくなるが看護士が足らないという話をよく聞くので人口に対しての看護士の求人比率は地方都市の方が高いかも知れない。
⑤コンサルタントの質が高い
看護という専門の仕事の知識をある程度持っているコンサルタントがサポートしてくれるので、相談や的確なアドバイスが得られ評価は高くなっている。面接対応のノウハウや病院内部情報である設備、人間関係などに詳しいコンサルタントも多くいるようなので、興味ある病院についていろいろ確認すれば不安も解消されるだろう。
3.デメリット
①連絡が不規則な場合がある
担当者から頻繁に連絡がくる時と、連絡してもレスポンスが遅い時に差があるようだ。担当者からすれば情報提供という形で早く伝えたいあまり、勤務中に電話をかけたりということもあるだろうが、あらかじめ電話連絡の時間帯を決めておく方が良いだろう。またこの件については担当者の個人差も大きいため、自分に合わないと思ったら担当を変更してくれるよう頼めばいいだろう。
②紹介してくれた情報に違いがある場合も
採用が決まって仕事を始めたら求人情報と待遇等で内容が違うということがまれにあるようだ。初めに担当者に確認し、できれば面接時、入社が決まって入社に関して提出する書類によく目をとおし、気になることはその時点で確認する方が良いだろう。現在の日本では、口頭でどのような話があっても書面に判を押して初めて有効になるのであるから、おかしな点は確認し、納得できなければ入社そのものを辞退することも必要だろう。
③コンサルタントの質に差がある
3-①とも重なるが、どれだけ優秀なコンサルタントでも人対人となるため、相性が良くない場合は早めに申し出て担当を交代して貰うようにした方が良いだろう。熱心な電話が煩わしく感じられることもあるし、早く就職させて上げようという気持ちが伝わらず強引に進められると感じた場合などが該当する。
4.まとめ
ナース人材バンクは年間10万人以上の看護師が利用する転職サービスであり、全国展開していることや正社員以外にも派遣やパートの案件も多数持っており、転職で複数のエージェントに登録しても、メインで進めていけるエージェントである。もちろん、小規模なエージェントの案件で自分にピッタリのものが見つかる場合もあるだろうが、複数のエージェントの案件を比較しながら進める方が良いだろう。何であれ、ナース人材バンクはお勧めできるエージェントである。
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