株式会社ワークポートが運営する「ワークポート」という転職支援サービスがある。10年以上、IT/インターネット業界専門で転職紹介を行っていたが、2014年に総合型へと拡張した総合人材紹介会社によるサービスだ。
株式会社ワークポート(WORKPORT, inc.)
設立 2003年3月
資本金 42,000,000円
本社所在地 〒141-0032
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9F・6F
代表電話 0120-77-1049(フリーダイヤル)
事業内容 人材紹介サービス
許認可
有料職業紹介事業 許可番号:13-ユ-040590
※お断り
自分の数回にわたる転職について振り返ると、利用した転職支援サイトについては下記のようになります。
①複数のエージェントに登録する
②各エージェントで同じ会社の求人情報について比較
③どこのエージェントの求人情報が詳細であるか調査
④担当コンサルタントの質の比較
このような比較で利用するエージェントの優先順位を決めておけばいいかと思います。もちろん、担当コンサルタントとつきあいが長く親切に対応してくれるのであの転職サイト一択だ、という場合はそちらを優先して下さい。
自分に転職希望する会社があり、それが大企業のグループ会社であった場合は、そのグループ会社に人材サービスを行っている会社を探し、そこに登録すればグループ会社の案件が多いため転職しやすい面があります。大手転職サイトよりもグループ内人材会社に求人情報を送ることが多く、そのグループ内の会社であれば大手には行っていない案件も多数あります。連結決算の面からもグループ会社間での取引が最優先されます。
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1.概要
2014年に総合型へと拡張し総合人材紹介会社としてサービスの提供を始めたが、 2017年4月1日の組織変更により、新たに9つの子会社を立ち上げ、より専門性の高いサービスの提供を目標に転職活動を徹底的にサポートする体勢となった。
・ワークポートキャリア
・ワークポートTECH IT
・ワークポートTECH MONO
・ワークポート横浜
・ワークポート名古屋
・ワークポート大阪
・ワークポートTECH大阪
・ワークポート福岡
・ワークポートNEXT
ワークポートグループの特徴は以下のようなものである。
・強みであるIT/インターネット業界だけでも約2000社との取引実績有り
・常時15,000件の求人案件を保有(全体の約30%)、非公開求人案件情報が豊富
・各業界の転職のエキスパートによる専門性の高いサポート
情報提供、書類添削、面接対策、年収交渉、円満退職までの完全サポートを行うワークポートグループの転職コンシェルジュは、業界ごとの転職に精通した専門家である。
ワークポートグループメイン利用者は20~40代前半が多く、転職先も営業系、バックオフィス系、販売系、企画系、IT系、ものづくり系…など多岐にわたる。
2.メリット
①IT・Web案件に強い
総合人材紹介会社であるが創業から10年以上、IT/インターネット業界専門で転職紹介を行ってきた関係でつきあいの長い会社が多数あるため、現在もその業界についての案件の求人が一番多い。
②対応が早く、急ぎの転職向き
適合した求人案件を多数用意してくれるため、転職意思さえあれば進捗が早くなり、コンシェルジュも面接日程等を調整してくれる。
③Webコミュニケーションツール「eコンシェル」が便利
eコンシェルはパソコンやスマホで利用できるスケジュール管理システムで、転職者の活動スケジュールを一括管理できる多機能ツールだ。面接日程や応募した求人の進捗状況、条件に合う最新の求人情報の自動照会、担当の転職コンシェルジュとのメッセージ送受信など、転職活動中の諸々の進捗状況や情報収集が「eコンシェル」で一元管理できる。
④未経験者のための『無料エンジニアスクール』受講可能
無料エンジニアスクールは、未経験からITエンジニアにキャリアチェンジするために必要となる基礎的なスキル・知識を総合的に学べる1ヵ月間の無料スクールだ。おもにWEBアプリケーション制作で使用するプログラム言語PHPの習得と、エンジニアへの転職成功を目的としている。少人数制で、個々の習得度に合わせて個別指導を行なっていくタイプの講座となる。詳細は下記リンク先へ
プログラミングの基礎から学べる!転職成功までフルサポート! 未経験からエンジニアを目指す人のための『無料エンジニアスクール』開講。 |株式会社ワークポート
3.デメリット
①案件紹介が質より量で、的外れなものが多い
2-②の逆の見方であるが、求人案件を大量に提示されるので、じっくり比較しながら進めるタイプの場合はデメリットとなる。コンシェルジュとしてはなるべく早く決まる方が転職者のためになる(内心では成約させれば自分の得点になる)と考えてのことであるかも知れないが、コンシェルジュと転職希望者の人対人の相性もあるので、ゆっくり比較したい旨を伝え、それでも変化がなければコンシェルジュを交代して貰えるよう申請する方が良いだろう。
②面談が事務的
これも2-②の逆の見方であるが、「対応がはやい」というメリットの反面、面談や求人の紹介が事務的に進められるようである。精神面でのサポートを必要と感じるならば他のエージェントにも登録して並行で進める方が良いだろう。
4.まとめ
もともとIT関連の人材紹介をしている会社であるので、総合人材紹介会社となった今もそちらの求人が3割を超えている。コンシェルジュもIT関係の実務経験者が多いようで、IT関係に転職希望の場合は求人以外の内部情報を聞けることもあるだろう。未経験者向けに無料エンジニアスクールを開講しているので、IT業界へ転職したいがスキルに自信がない場合は受講する方が良いだろう。IT業界に転職希望であれば登録すべきエージェントである。
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