株式会社 マイナビが運営する「マイナビエージェント」という転職支援サービスがある。株式会社マイナビは1973年に設立された大手老舗人材紹介会社で、本社は東京都千代田区一ツ橋にあり、マイナビグループ全体で9000人を超える従業員が勤務している。
会社の商号 株式会社 マイナビ Mynavi Corporation
本社所在地 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
代表者 代表取締役社長 中川信行
設立年月日 昭和48年(1973年)8月15日
資本金 21億210万円
主な株主 社員持株会、常勤役員、金融機関
従業員数 約9,400名(マイナビグループ全体)※2018年6月時点
許認可
厚生労働大臣許可番号 有料職業紹介事業 (13-ユ-080554)
東京都知事登録旅行業第 2-6519 号
取引銀行
三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、みずほ銀行
※お断り
自分の数回にわたる転職について振り返ると、利用した転職支援サイトについては下記のようになります。
①複数のエージェントに登録する
②各エージェントで同じ会社の求人情報について比較
③どこのエージェントの求人情報が詳細であるか調査
④担当コンサルタントの質の比較
このような比較で利用するエージェントの優先順位を決めておけばいいかと思います。もちろん、担当コンサルタントとつきあいが長く親切に対応してくれるので、あの転職サイト一択だ、という場合はそちらを優先して下さい。
自分に転職希望する会社があり、それが大企業のグループ会社であった場合は、そのグループ会社に人材サービスを行っている会社を探し、そこに登録すればグループ会社の案件が多いため転職しやすい面があります。大手転職サイトよりもグループ内人材会社に求人情報を送ることが多く、そのグループ内の会社であれば大手には行っていない案件も多数あります。連結決算の面からもグループ会社間での取引が最優先されます。
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1.概要
マイナビエージェントは転職希望者に対して業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を受けられるサービスだ。全国対応であるが、首都圏がメインで京阪神の求人も揃えており、応募者は近年、20代-30代が増えているのが特徴で、第二新卒者については求人も応募者も増えている。応募書類の準備・添削から面接対策まで手厚いサポートが評価されている。
2.メリット
①IT業界・メーカーの求人に強い
マイナビエージェントは多くの業界の求人を取り扱う総合型転職エージェントであるり、中でもIT業界やメーカーの求人に強みがある。IT業界・メーカーの求人だけで全体の6割を超えており、IT業界に詳しい専門のキャリアアドバイザーを担当にお願いできる。また有名企業や上場企業のメーカーの求人も多く、キャリアアドバイザーから紹介してもらう形で、非公開求人へ応募も可能だ。非公開求人は大手企業や有名企業の好条件の求人であることが多く、応募が殺到することを避けるために、エージェント経由で募集を行うことが多い。
②書類選考の通過率が高い
転職活動中の書類選考において、募集に対する応募数で変わるが平均通過率は約2割程度である。応募したい優良求人を見つけても、面接まで進めないというケースは多くあるが、マイナビエージェントでは、書類選考の通過率は全体で5割を超え、経験や実績の少ない20代でも書類選考に通るためのノウハウを持っている。キャリアアドバイザーが応募する前に履歴書や職務経歴書など添削してくれるため、初めての転職で志望動機や自己PRの書き方が分からない場合でもふぉろーしてくれる。非公開求人の場合はエージェントがある程度内部選定を行い、採用されやすい求人を紹介してくれるので、書類選考時点で落とされる可能性は低くなる傾向がある。
③サポート期限がない
転職エージェントによっては、一定期間内に転職が決まらないと求人紹介が少なくなることがある。エージェントも転職が成功しなければ紹介報酬が発生せず、時間がかかっている転職希望者の優先順位が下がり後回しとなることが多い。しかしマイナビエージェントの場合、転職サポートに期限はないため、希望に沿った求人が見つからなくても、随時新しい求人を紹介してくれる。時間がかかっても納得のいく転職をしたいという場合には向いている。
④第二新卒向けの求人が多い
マイナビエージェントでは、新卒入社後3年以内に退職してしまった「第二新卒」向けの求人が多くなっている。近年、大手企業は深刻な人手不足に悩まされており、第二新卒への需要は高まっているからだ。新卒採用時には落ちた企業でも、第二新卒として再チャレンジで内定が出たというケースもある。
3.デメリット
①キャリアアドバイザーに当たり外れ
知識や経験豊富で丁寧なアドバイスをしてくれる素晴らしいキャリアアドバイザーもいれば、若くて経験不足だと感じたり相性が合わない場合もある。人対人の相性については相手がどんな立派なキャリアアドバイザーでも自分と波長が合わないと対応に疲れることも起こりえる。転職活動をスムーズに進めるには、キャリアアドバイザーとうまくいかなければ、窓口にその旨を伝えキャリアアドバイザーの交代を申請したほうが良いだろう。
②求人情報にずれが生じることもある
企業の求人を取ってくる営業担当と転職希望者のサポートをするキャリアアドバイザーの連携がうまくいっていないことがあり、求人票だけではわからない最新の企業情報の共有ができておらず、話が食い違うこともある。そのような場合には自分の不満や不明な点についてキャリアアドバイザーにはっきり伝えた方が良いだろう。
4.まとめ
マイナビエージェントは、職業が異なる「マイナビ・・・」という類似のサービスを多数提供しており知名度は高いものの、転職エージェントとしては、最大手のリクルートやdodaとは求人数で大きく差がつき、業界の中堅に位置している。以前は、30代から40代の利用が多かったマイナビエージェントだが、今は20代や第二新卒の利用者が増加している。マイナビエージェントは、手厚いサポートや書類選考に強いことなど第二新卒や納得のできる転職をしたい希望者には向いており、お勧めできるサービスである。
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