ポテパンキャンプは少人数制のプログラミングスクールだ。運営元は株式会社ポテパンというエンジニアに仕事を仲介する人材紹介会社で、技術者を企業に紹介することで紹介料としての報酬を得ている。この会社経由でIT企業に就職が決まると授業料の10万円は返金されるが、応募条件は厳しく未経験者にはハードルが高いだろう。また、対象は首都圏だけだ。
社名 株式会社ポテパン
設立 2014年9月1日
住所 東京本社
東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル7F
連絡先 03-4571-0769
代表取締役社長 CEO 宮﨑大地
事業内容
フリーエンジニア案件サポート
エンジニア転職サポート
エンジニア就活サポート
プログラミングスクール
メディア運営
許認可 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308680
顧問弁護士 GVA法律事務所
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1.概要
ポテパンキャンプは「Railsエンジニアへの転職率の高さ」が評価され、 毎月100名以上の申し込みがあり、卒業生のほぼ全員がRailsエンジニアへ転職している。 卒業後はポテパンが厳選するRails開発のできる自社サービス企業を40社ほど紹介しており、その中の自分にあった企業に転職が可能だ。Railsエンジニアとして転職する事にコミットしているため、 講師・メンター陣はCTO経験者含む現役Railsエンジニア達だ。 細かい現場レベルのレビューを繰り返す事で、現場に入ってからの3ヶ月間を体験し、現場ですぐ開発タスクを こなせるレベルに引き上げることを目標にしている。
2.メリット
①Ruby on Railsの学習に特化
ポテパンキャンプはRuby on Railsの習得に特化したプログラミングスクールで、
Ruby on Railsでの開発スキルのみを集中して学ぶことになる。いくつものプログラミング言語ができるに越したことはないが、Ruby1つを実務レベルで扱うことができれば、仕事面で困ることはないだろう。また、Ruby on Railsは習得が比較的簡単な割に応用できることも多く、収入面のアップも期待できる。
②カリキュラムは開発がメイン
ポテパンキャンプは3ヶ月で実務レベルというコンセプトのスクールなので受講のメインは開発(講義やwebテキストでの学習もあるが)だ。3ヶ月間しっかり開発だけに重点を置いているので、学習したスキルを実務で使えるようになる。
③転職成功でキャッシュバック
プログラミングスクールの受講料は30~50万円ぐらいと高額だが、ポテパンキャンプではキャリアコースが10万円と非常にリーズナブルな価格となっている。その上、ポテパンの紹介で就職や転職が決まれば受講料は全額キャッシュバックされる。
3.デメリット
①受講前にRubyについて基礎知識が必要
Rubyに関して、ある程度基礎的な知識がないと開発メインの実践的な力が身につくカリキュラムについていくことが難しいからだ。今はProgateとかドットインストールのようなわかりやすいWeb教材があるので、これらで予習してから受講すればいいだろう。
②キャリアコース応募条件のハードルがかなり高い
応募条件
・独学レベルでRubyの学習経験がある人
・未経験者は20代、プログラミング経験者は30代まで
・プログラミング受講後に、IT企業に転職する意思がある人
・首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に住んでいる人
・Macパソコンの保有者(持ち込みが必要な場合有り)
以上の条件を全て満たさないと受講できない。
③受講後の就職先はWEB系の40社程度
受講料全額返金を受けるためには、ポテパンで紹介される企業に就職する必要がある。転職先はRailsの自社サービスを開発する企業であるが、40社程度しかない。これは、Rubyの自社開発に絞っているからで、選択肢が少なく自分が納得できる就職先がない場合は、受講料のキャッシュバックをあきらめて他のエージェントを使って就職先を探すかフリーランスとなり、ポテパンフリーランスを通じて業務を受託するという方法もある。
4.まとめ
講義内容は開発メインで進み難易度は高いため、それについてこられるように応募条件がきつくなっている。応募条件を苦にしないレベルであれば問題なくついていけるだろう。受講後の就職先の面で選択肢が多くない事情があるため、妥協できなければ他のエージェントを使う方法もある。Rubyを使う開発業務であれば、年収340万円〜400万円程度を期待できるので3ヶ月間みっちり学習することでRubyエンジニアとしてキャリアをスタートするつもりならお勧めできるスクールだ。
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