転職支援サービス「リクルートエージェント」を運営しているのは株式会社リクルートキャリアで、転職エージェントだけでなく転職サイト「リクナビ」なども運営している会社だ。リクルートキャリアは株式会社リクルートという一部上場企業を親会社に持つリクルートホールディングスのグループ企業という位置づけとなる。「リクルート」と名のつく就職や転職サービスは多数有り、多くの人がこれまでに1度は利用したことがあるだろうというくらい知名度の高い会社であり、日本を代表する企業の一つとして他企業との太いコネクションが大きな強みになっている。
社名 株式会社 リクルートキャリア
英文社名 Recruit Career Co., Ltd.
設立 1977年11月28日 (商号変更2012年10月1日)
本社所在地 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
代表電話 03-3211-7777
URL https://www.recruitcareer.co.jp/
従業員 3,912名(2018年4月1日時点)
資本金 6億4,335万円
取扱高 1,284億8,811万円(2018年3月期)
代表取締役社長 小林大三
主な事業内容 社員募集領域における人材採用広告事業/斡旋事業
許認可 厚生労働大臣許可番号 13-ユ-010258
※お断り
自分の数回にわたる転職について振り返ると、利用した転職支援サイトについては下記のようになります。
①複数のエージェントに登録する
②各エージェントで同じ会社の求人情報について比較
③どこのエージェントの求人情報が詳細であるか調査
④担当コンサルタントの質の比較
このような比較で利用するエージェントの優先順位を決めておけばいいかと思います。もちろん、担当コンサルタントとつきあいが長く親切に対応してくれるので、あの転職サイト一択だ、という場合はそちらを優先して下さい。
自分に転職希望する会社があり、それが大企業のグループ会社であった場合は、そのグループ会社に人材サービスを行っている会社を探し、そこに登録すればグループ会社の案件が多いため転職しやすい面があります。大手転職サイトよりもグループ内人材会社に求人情報を送ることが多く、そのグループ内の会社であれば大手には行っていない案件も多数あります。連結決算の面からもグループ会社間での取引が最優先されます。
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1.概要
リクルートエージェントは国内最大規模の転職エージェントで、約20万件の求人を扱い、全国展開で各地に拠点を設けている。求人にはほとんどの職種が含まれ、求人元の会社の規模も様々であるが、どちらかというと大企業が多くなっている。一方、会社の規模が大きい故のメリット・デメリットはいろいろとあり、利用者の多い分、ネガティブな話題は拡散されがちであるが数多くの転職を成功させてきた実績があり、自分で確認するのが1番良いだろう。
2.メリット
①求人数が多い
単純に求人数が多ければ評価されるというものでもないが、ある確率で自分に適した求人があるとすれば全体の求人数が多ければ自分に適した求人も増え、選択肢が広がるのは転職者とっては有利になるだろう。
②企業情報が豊富
長年、就職・転職支援を行ってきた歴史があり、企業とのつきあいも長く企業情報については他の追随を許さないだろう。それは強みであるが、情報の更新がなされていないと無意味というよりデメリットともなるので、利用する場合にはいつ更新されたものか確認することをお勧めする。
③セミナーの受講可能
登録者を対象としたセミナーを受講できる。開催頻度や内容はサイト情報や担当のアドバイザーに確認すればわかる。他のエージェントでも転職に役立つセミナーを開催するところもあるが、リクルートの場合は規模も大きく講師陣も多彩な顔ぶれだ。
3.デメリット
①質の悪い求人が少数ではあるが混在している
最近、残業時間数や休日日数などの問題でブラック企業がやり玉に挙がっているが、多数の求人の中には怪しい求人が含まれていることがあるようだ。他のエージェントも含めて、離職率や平均残業時間の社内基準を作り、それに適合しない会社の求人を受け付けないよう注意しているエージェントが増えているので、この問題は徐々にでも収束するだろう。
②転職活動期間が3ヶ月
リクルートエージェントは、サービス期間を開始日から3ヶ月を上限としている。本気で転職を考えているなら3ヶ月あれば十分であると思うが、それは大都市での話で、地方都市で求人が少なければ、時間がかかることも考えられ、他の全国展開か地元に強いエージェントに登録し、並行して転職活動を進める方が良いだろう。
4.まとめ
リクルートエージェントは約20万件の求人を扱っており、規模や求人数から見れば国内最大の転職エージェントである。アドバイザーの当たり外れや内定が出れば転職を決めることを強く勧めてくるという情報がインターネットでは多く見られるが、これは利用者が多いために目立っているだけで、どこのエージェントでもアドバイザーの当たり外れはあり、それほど気にすることもないと思う。そういったリスクを分散する意味でも複数のエージェントに登録して並行して転職活動を進めればいいだろう。リクルートエージェントは規模が大きいので、色々な情報収集ができるメリットを生かすためにも登録をお勧めする。
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