株式会社メディカルキャストが運営する「ドクターキャスト」という医師の転職を支援するエージェントがある。メディカルキャストは創業以来、情報に多様性と客観性を与えることで、医師や看護師等の医療関係者に様々な働き方や価値観にこたえ、医療機関には経営基盤を強固にするための人材支援を行ってきた。日本の地域医療が正しくあるために、30万人の医師と150万人の看護師、それを取り巻く10万の医療機関、すべての望みを繋げるステージの創造と繋がることで得られる社会利益の最大化こそが、メディカルキャストの使命と考えている。
社名 株式会社メディカルキャスト
設立 2004年7月
本社 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-7-13 倉庵ビル3F
TEL:06-6444-6033/FAX:06-6444-6044
代表取締役 太田 昌人
事業内容
医師、看護師、薬剤師、PT・OT・ST、事務系幹部候補者等、医療従事者の求人・採用・募集・転職・求職活動に関するコンサルティング業務
医師の開業コンサルティング業務
医療に関する経営コンサルティング業務
介護支援事業・介護サービス業務
許認可 厚生労働大臣許可職業紹介事業 : 27-ユ-300080
※お断り
自分の数回にわたる転職について振り返ると、利用した転職支援サイトについては下記のようになります。
①複数のエージェントに登録する
②各エージェントで同じ会社の求人情報について比較
③どこのエージェントの求人情報が詳細であるか調査
④担当コンサルタントの質の比較
このような比較で利用するエージェントの優先順位を決めておけばいいかと思います。もちろん、担当コンサルタントとつきあいが長く親切に対応してくれるので、あの転職サイト一択だ、という場合はそちらを優先して下さい。
自分に転職希望する会社があり、それが大企業のグループ会社であった場合は、そのグループ会社に人材サービスを行っている会社を探し、そこに登録すればグループ会社の案件が多いため転職しやすい面があります。大手転職サイトよりもグループ内人材会社に求人情報を送ることが多く、そのグループ内の会社であれば大手には行っていない案件も多数あります。連結決算の面からもグループ会社間での取引が最優先されます。
広告
1.概要
ドクターキャストは医師専門の転職支援サイトで、医療についての知識や経験が豊富な医師専門のキャリアコンサルタントが転職希望の医師のサポートをしている。医師求人案件は約38,000件(常勤・バイト含む)で全国の医療機関が対象となっており、どの地域の医師でも登録可能だ。東京、大阪、福岡に拠点を置いているので全ての都道府県の医師でも面談対応可能となっている。以前から「日本の地域医療は格差がひどい」と言われ続けてきたが、こういった医業の格差を埋めるためにもドクターキャストでは地方や過疎地、中小規模病院の求人情報に力を入れ転職支援サービスを提供している。
2.メリット
①地域医療に強く短期の求人もある
ドクターキャストの強みが「地域医療の求人情報に力を入れている」ことだ。各地域の離島や僻地、中小病院、診療所や自治体病院など北海道から沖縄まで全国各地の地域医療に精通している。通常は長期で働くことを前提としているが、短期の募集もあり、特に、僻地の医療に興味はあるがそこでの生活に不安がある場合、試しに経験してみる短期求人を揃えている。地域医療については、ほとんどが市町村公立病院や公的医療機関などで勤務できるドクターを募集していることが多い。
②業界最大級の求人数
業界大手のひとつである「メディカルキャスト」が運営しているため、全国各地に太いパイプを持っており、数多くの求人情報を取り揃えている。納得のいく転職を実現するには、給与や待遇等で自分の出した条件をクリアすることはもちろん、入職してからの人間関係等もあるため、より多くの選択肢の中からベストなところを選び、キャリアコンサルタントに相談できる方が良いだろう。
③キャリアコンサルタントの質が高い
転職する際には、履歴書や職務経歴書等の書類が必要であり、求人を探さなければならないが医師としての仕事が忙しく、難易度は高くないがその時間がとれないというのは良くあるケースで、これが転職のハードルを高くしている一因でもある。ドクターキャストのキャリアコンサルタントは株式会社メディカルキャストという転職のプロ集団の一員で、レベルアップを計るための研修や教育制度がかなりしっかりしており、どのキャリアコンサルタントにあたっても高い水準のサポートが受けられる。書類の添削はもちろん、場合によってはヒアリング内容から書類作成をしてくれることもある。会員登録後に必ずキャリアコンサルタントのカウンセリングを受けるが、この時に色々と質問してみればある程度の能力を把握できるだろう。有能なコンサルタントが担当してくれれば転職の成功率が上がるため、重要な要件である。
④2000万円以上の高待遇求人案件
医師であるので仕事の内容を考えたら当然一般の職業より高収入となって当たり前で、ドクターキャストにも「年収2000万円以上の求人」が多くある。好条件の求人は非公開求人として登録されていることが多く、大半はキャリアコンサルタント経由で紹介される。年収の希望があれば、初回の面談時にキャリアコンサルタントに伝えておけばそういった案件を中心に紹介してくれる。
⑤こだわり条件検索
ドクターキャストは求人についてキャリアコンサルタントが情報提供しているが、自分自身で求人情報を検索しエントリーすることも可能だ。公式サイトのトップページが検索ページになっていて、「こだわり条件検索」を細かく指定できる。例えば「老健」(老健施設)、「在宅医療・訪問診療」、「当直なし」、「土日祝休み」といったこだわり条件からの求人情報の検索が可能だ。医師の様々なニーズに応えられる検索機能だ。
3.デメリット
①大規模病院の求人が多くない
ドクターキャストは比較的「中小規模の病院」にスポットを当てた転職支援サービスであるため、大規模な病院の求人に関しては他社エージェントと比べると求人数が少なくなっている。もちろんこれは運営会社メディカルキャストの方針でもあるため、大規模病院への転職を希望する場合は他の転職支援サービスにも登録して併用する方が良いだろう。
②求人情報に注意!!
ドクターキャストのデメリットというわけではなく、どこのエージェントでも当てはまるが、注意しなければならないのは求人情報がいつも出ている医療機関だ。常に募集するということは応募者がいないか決まっても長続きせずに早期で退職というケースが考えられる。勤務内容や待遇、人間関係に問題があるとも考えられるが、いずれ転職を希望するならばそういった情報収集のためにも早めに登録しておくことをお勧めする。
4.まとめ
大阪に本社があるため大都市圏の求人情報は当然多いが、運営会社が地域医療に力点を置いており、地方の求人がそこそこあることが特徴だ。特に地方では医師だけではなく、看護師や薬剤師も不足している所が多いようで、地方都市の公立病院でさえ担当医がいないため診療できない科があり事態は深刻である。エージェントとしてはいろいろな求人を多く持っていること、手厚いサポートなどがあり、特に地域医療について賛同できる医師にお勧めできるエージェントである。
↓ 無料登録はこちらから ↓
広告